見たこともない、
会ったこともない、
そして
恐らく見ることも
会うこともない人を、
それも大勢の人を思って泣いたのは
初めてだ。
エメラルドグリーンのシルクを纏った
ショーのお姉さんを見たときのように、
初めて行った
フランス料理のお店の
一品一品が
宝石箱みたいだと思ったときのように、
赤いラウンドトゥの
お花のパンプスを履いたときのように、
ピンクと白の水玉模様の
サマードレスを着たときのように、
そんなそんな感動とときめきを
ほんとにほんとに
全世界の女の子に味わってほしいなぁと
ばかみたいだと思われても言われても、
でも
どうしてもそう思う。
どうしても、の想いが強すぎて
泣けてくる止まらない。
全然ひとりひとりの
顔のディテイールなんて想像できないけど、
でもでもでもでも
りあるに、りあるに、
女の子たちが幸せそうに
胸を弾ませて、
心をときめかせてる姿が想像できるし、
そうなったら、
そうなったら、
もねはこの上ない
幸せを感じるだろうな〜って、
そして絶対
その幸せこそが
もねが感じるべき幸せだな〜〜って。
こういう風に
血のつながりのない、
赤の他人の幸せを思い浮かべて泣いたのは
初めてだ。
ときめくものは、
お洒落することは、
いつだって
どんなときだって見方だよ。
多分生きていれば
いろんなことがあって
あり得ないほど辛いこととか
どうしても受け入れたくないこととか、
たくさんたくさん
あると思うんだ。
でもそういうときに
救ってくれるのは
自分でしかなくて、
それは絶対
自分でなんとかするしかないこと。
だから無理やりにでも
自分で奮い立たせたり、
自分を前に向かせたりする必要があって、
そんなときに
可愛い、のときめきは必要なもので。
あほみたいにばかみたいに
世の中の女の子みんなに
可愛いものを見て、
素敵なものを見て、
ときめいてほしいどきどきしてほしい。
ほんとにほんとにそう思う。
もねがしたいことは
そういうことなんだって
ほんとにほんとにほんとにそう思う。
感情が溢れて泣く、っていう
正しい泣き方をできる自分でよかった。
いろんな細かいことを考え出すと
キリがなくて、
キリがなくて、
止まらなくなって、
怖くなって、
嫌になる。
もうどうでもいいやって思えないくせに
無理に思おうとする。
でもさ、
よく考えれば、
方法とか
どうでもいいことなんだよね
それってもねの
エゴだったりするんだよね
大事なことは
方法じゃないよ
目的だよね。
自分でも
２０歳なのにこんなこと思ってさ〜、
馬鹿かよって思うんだよ、
でも止まんないんだよ
世の中、全世界の女の子に
可愛いもので
ときめきを届けるのが
もねのすべきこと、だなって
ほんっっとーーーに思う！！！
明日はデートの予定なのに
こんな時間に号泣してしまって
目が腫れるね絶対。笑
現在夜中の
午前3時47分。
毒が抜けたいい夜中。
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