18:00。
病院から家に帰っていたら
いろんなおうちの
夕ご飯の香りがした。
おだしの香りや
にんにく、バジルの香り。
お魚が焼けた
香ばしい香りまで。
夕ご飯の香りは
梅雨特有の湿気が含んだ重い空気に
閉じ込められていた。
不快でしかなかった湿気が
何故か今日は
とっても心地良いもの。
そしてさらに
いつもだったら
感じ取ることのできないであろう
夕ご飯の香りを感じて、
"そんなこと"に
いちいち反応できる自分は
結構好きだなぁと思った。
病院で待ち続けた2時間あまり。
強制的に空き時間になった
2時間あまり。
ひたすら本を読んで
ぼーっとして
考えて。
実はこのことが
もねにとってすごーく
大切なことなんだなって思ったよ!
自分の価値観を確立させるための時間。
時間にゆとりがないと、
周りに流されっぱなしになってしまうから。
なにが自分にとっての善で悪で、
かっこいいことで、
かっこ悪いことで、
贅沢で、貧乏くさいのか。
こういうことを
日々点検して、
考えて、
自分の思ってることを知って、
それでどんどん
自分のスタイルを作り上げていく。
きっと死ぬまで
ずーっとこの作業をしてくんだろうなあ〜。
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