私の上司はいつもZARAを着ています。
雨の日も、風の日も、
レセプションパーティーの日も、
デートも日も、
雑誌の打ち合わせの日も、
展示化の日も、講演をする日も
毎日、毎日、ZARAを着ています。
でもね、勘違いしないでください。
決して私の上司がお洒落下手で
Zaraを着ている訳ではないのです。
彼女の仕事はあくまでも
ファッションディレクターであり、
とある有名雑誌のスーパーバイザーであり、
とあるお洒落な
ブランドのプロデューサーであり、
とある素敵なウェブメディアの編集長であり…
そう、つまり120%の業界人。
あのモデルさんや、このモデルさん、
はたまたあの女優さんともお友達。
どっからどう見てもイケてる仕事につき、
どっからどう見てもイケてる生活を送ってる。
そんな、女の子が欲しいものは
全て手に入れている彼女のもとで、
センスのかけらもなく、
愛想は良いけれど、可愛くも綺麗でもなく、
親が大金持ちでもなければ、
港区住まいなんか夢のまた夢のような
田舎育ちの私が
アシスタントとして働き始めたら
”ファストファッションブランドのなかで
業界人が好きなのは断然ZARA”
みたいな、
面白いルールがあると分かったのです。
よくわかんない暗黙のルールが
たっくさんあるのです。
ごく普通の女の子な私が見る、
華やかな世界とはどんなものなのか。
どんな壁にぶち当たって、
なにを考えて、
どう解決して、
どのような道を歩んでいくのか。
それを記しておくための日記です。
私がどんな風に成長していくのか、
こうご期待…♥
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